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最初に後藤手代が立会い監視の下、地金の精錬が行われた。金山より買い入れた山出金、古金貨、輸入印子金などを鎔解し、食塩および硫黄を加えて含まれる銀と反応させ精錬して一定の品位の焼金とした。試金石を用いて手本金と比較して品位が改められた。次に焼金および花降銀(純銀)を規定品位になるよう秤量し取り組み、坩堝で鎔融して竿金とした。
金座人がこの地金を受け取り、一定の目方に切断され小判型に打ち延ばされた。表面に鏨目が打たれ、計量検査が行われた後、棟梁および座人の験極印が打たれ、後藤手代に渡された。さらに検査が行われ、扇枠の桐極印、額面などの極印が打たれ、金座人に戻された。
仕上げは、小判に食塩、焔硝、丹礬、緑礬、薫陸などの薬剤を塗り火で焙って色揚げが行われ金色が整えられた。最終検査に合格した小判は百両単位で包封金とし勘定所に上納された